「整体院で行う骨盤矯正とは？」
近年ではいろいろな整体院で骨盤矯正を
行うことが増えてきています。
お客様から、骨盤矯正ってどんなことをするの？
といったお声をよく聞きます。
ここでは骨盤矯正について詳しく説明させてください。
最近よく聞く
「骨盤の歪み」
３つの原因とは？
「骨盤」は身体の中心に位置し
身体を支える土台として存在します。
骨盤の上に背骨が乗るといった形になります。
骨盤の歪みとは、いったい骨盤の何が
歪んでしまうのでしょう？
1.骨盤が傾いてしまうことによる歪み
まず1つ目は骨盤が大きく傾いてしまうことです。
生活していて何かしらの影響により骨盤の左右の高さが変わってくると
その上に乗る背骨が歪んで曲がってきてしまいます。
この骨盤の左右の高さの傾きの変化は、骨盤の上にある腰椎とよばれる
「腰の骨」の歪みや骨盤の下にある「股関節」の歪みにより生じます。
２.骨盤の中にある関節による歪み
２つ目は骨盤の中にある関節による歪みです。
骨盤の中には「仙腸関節」という関節があります。
「仙腸関節」は痛みの受容器と呼ばれる程痛みを感じる感覚のセンサーが豊富にあり
ます。
「仙腸関節」が動くのはわずか数ミリ程度ですが、この場所が歪んでしまったりすると
重い腰痛の原因となりますので、非常に施術が難しい関節になります。
３.骨盤の開きによる歪み
妊娠中から産後数カ月間にわたって分泌される女性ホルモンの影響で
骨盤の関節や腰まわりの筋肉が緩んで骨盤が開いて産道が出来ます。
産後も数か月間はこの女性ホルモンは分泌され続けますので
産後ママの骨盤はゆるゆるの状態なのです。
骨盤がゆるゆるの状態で毎日の子守りや家事などで
産後ママの骨盤はさらに歪みが生じます。
その結果、慢性腰痛、ぎっくり腰、尿漏れ、肩こりの原因となります。
当院で行う
「骨盤矯正」
3つの施術アプローチ
当院では、以上の3つに対して集中的に
アプローチして施術を行います。
一言で「骨盤矯正」
といっても様々な手技があります。
世間の施術院では、機械式のベッドを使って
バキバキさせる骨盤矯正を行うところが存在します。
機械式のベッドを使えば経験年数の少ないセラピストでも
骨盤矯正を行うことが出来てしまいます。
しかし、大きなデメリットがあります。
それはデリケートな骨盤を傷つけて痛めてしまうリスクが大きいのです。
人の手を使った徒手療法のほうがセラピストに求められる難易度は高いですが、
徒手で行うほうが安全で施術の効果も高いと当院では考えております。
重要で注意してもらいたい！
「骨盤矯正」で起こる
重要な問題とは？
近年ではあちらこちらで行われている
骨盤矯正ですが重要な注意点があります。
大手の施術院では骨盤矯正だけで２０～３０回の
通院を勧められるケースがあります。
正しい知識のある国家資格を持ったセラピストが正当な施術を行えば、
よほどのケースを除いて６回もあれば調整は終わります。
ですので、大手の施術院のビジネス的な思惑に乗ってしまわないように
注意してください。
かの整体院 院長 狩野 大樹
